デスクワークによる腰痛を防ぐには?理学療法士が原因や対策を解説
なかなか解消されない腰痛の原因は、毎日のデスクワークの可能性があります。腰の痛みやこわばりを解消するには、姿勢を改善したり隙間時間にできるストレッチを取り入れたりすることが大切です。 本記事では、デスクワークで腰が痛くなる原因と、すぐに実践できる対策をルネサンスの理学療法士が解説します。
RENAISSANCE magazine【ルネサンスマガジン】 全国にフィットネスクラブを展開し、ジムやパーソナルトレーニング、スイミングスクールなど、子どもから大人まで幅広いニーズに応えるサービスを提供。ヨガ、ダンス、格闘技エクササイズなど、さまざまなスタジオプログラムも充実しています。ルネサンスマガジンでは、健康や運動に関する情報を配信中。
-
<教えてくれたヒト>
株式会社ルネサンス 理学療法士 藤本裕汰 理学療法士として病院に勤務した後、ルネサンスに転職。現在は訪問看護のリハビリテーションを担当している。 デスクワークによる腰痛の原因とは
デスクワークをしている方が腰痛に悩まされる原因は、長時間同じ姿勢でいることや不適切な椅子への座り方、運動不足が考えられます。 まずは、日々のデスクワークによってなぜ腰痛が引き起こされるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
長時間の同じ姿勢による腰への負担増、血流の悪化
デスクワークでは、悪い姿勢で座り続けていると腰への負担がかかりやすくなります。 また、悪い姿勢でなくても同じ姿勢で長時間座り続けていると筋肉の血流が滞り、筋肉がこわばって痛みを引き起こします。 人は、椅子に座っているときでも無意識に腰まわりの筋肉を使っているため、特に長時間同じ姿勢を保っているデスクワークは、骨や筋肉が刺激を受けて、無駄なエネルギーを消費しやすい状態です。毎日デスクワークを続けると腰まわりの筋肉にも疲労が蓄積され、それを繰り返すうちに血流悪化やそれによる痛みを引き起こすようになります。 血行不良が招く体の不調とは?顔や体調に出るサインを知ろう